こんばんは、ささめ丸です。
先日JSKを(死ぬ思いで)作りました。
型紙等は「乙女のソーイングBOOK14」の「はじめてさんでもすぐに作れちゃう♪『裾フリルジャンパースカート』」です。
布地は2、3年程前に閉店セールで安くなっていた(110cm×3mで1,000円)ものです。
「いつか何かを作るだろう」のいつかは遠いですね。
まあ、中二くらいに買った生地を大学3年生で服にするよりはだいぶ近いですけど^^;
いつも通り完成作品を先出しします^^
さて、以下阿鼻叫喚の作成記録です。
(※例によって作り方ではありません)
①型紙作り
ここが一番長いんですよね!いつも!
今回は前身ごろと見返し以外は自分で作らなければいけなかったんですが、そこはケチンボのささめ丸です。
普通に型紙を作るための紙とか、大きな紙は使いません。
大学時代のいらないプリント(A3!)が残っていたので、それをセロテープで継ぎ接ぎして型紙を作っていました。
これでは時間がかかるのも分かりますね。
そんなプリントも、この型紙を全て作るには足りませんでした。
なので、100均で模造紙を買ってきまして、フリル部の型紙作成と前身ごろ・前見返しの型紙を写すのに使いました。
まあ、多少くるくるはしますが、きれいで大きく、継ぎ接ぎの必要もない!
最初っからこれでやっておけばよかったとは思いますが、お金も資源も有限なのでこれでよかったと言い聞かせます。
また、見切り発車できちんと本の洋裁説明ページ(?)を読んだのは縫製がほぼほぼ終わってからなのですが、その時に型紙に縫い代を入れることを知りました。
次に同じ洋服を作る時はきちんと縫い代込みの型紙を作りたいと思います。
資源の無駄・・・。
②裁断
さて裁断しようと広げたところで違和感に気づきました。
そうです、本の指示は140cm×270cmでしたが、私の布は110cm×3mでした・・・。
「大物なのに3m以内で出来るんだ~経済的~」だなんて思って型紙を選んでいたので絶望。
この段階から何とか3m以内に型紙をねじ込めないか、10分の1スケールの型紙と生地に見立てた紙を使ってパズルをし始めました。
その結果別の布を50cm程買い足せばいけると分かったので、先に裁断する分に取り掛かり始めました。
その結果、なぜか全部足りました。
なぜ10分の1スケールでシュミレーションしたのに足りたのかは不思議ですが、結果オーらいです。縦横の違いがない柄だったのも幸いでしたね。
私は裁断は好きじゃありません。
ただでさえ苦手なので、色々省略してしまいました・・・。
まず、水通し。
自分用だし、裁断・縫製の段階で歪むのは分かりきっていたので、飛ばしちゃいました。
初めての洗濯の時が楽しみですね。
裁断前のアイロンがけも飛ばしちゃいました。
大きい布にアイロンがけすると考えただけで眩暈がします。
が、裁断後にアイロンがけした時には「やっぱり裁断前にアイロンがけすべきだ・・・」と思ったことも事実なので、次の機会は頑張ってアイロンがけしようと思います^^
③接着芯とジグザグミシン
実は洋服作りで接着芯を使うのは初めてでして、接着芯を使うこと自体もおそらく中学生振りくらいでした。
(その時はブックカバーに使った気がします。)
そのため、さあ接着芯をつけよう!と思ったところで間違いに気づきました。
接着芯って、裁断前につけとくものでは・・・?
裁断した後の半端な生地はまだ捨ててなかったので、パズルのように裁断したところにはめて接着芯をつけました・・・。
そしてこれも後から知ったのですけど、アイロンに溶け出した接着剤がつかないように薄い紙(オーブンペーパー?)を挟むんですね。
幸い今回はそのような事故はありませんでしたけど。
ジグザグミシンもさあやるぞ!という段階になって、フリルの端と見返しの下部にしかしないと気づきました。
やる気満々だったので、ちょっと拍子抜け。
端っこを狙いすぎて若干くちゃっとしてしまった事故以外は恙無く完了しました。
④縫製
ここまで来たらこちらのものです。
無心でミシンを踏みます。
肩紐、腰リボンはきれいに出来ていない感じもしましたが、ご愛嬌です。
前身ごろと見返しに肩紐を挟んで縫うときには一度肩紐を余計なところに挟んでしまって失敗し、やり直しました(;;)
(肩ひもレース部分を下の赤線に挟んで縫ってしまったので、ひっくり返せない事態に)
まあこれからやり直しは何度でも出てくるんですけどね!
「腰リボン」「肩紐、前身ごろ、見返し、スカート(前)」「後ろ身頃、スカート(後ろ)」の塊ができたところでシャーリング用のゴムを購入しなければいけなかったので、その日の作業は終了しました。
さて次の日。
ゴムやらボタンやら今回は使っていないけどなくなってた白いミシン糸やらを買って帰ってきました。
今回使っている黒いミシン糸も買っておこうかと思ったのですが、やめておきました。
まあ、その日の内に後悔するんですけどね!
まだ完成してないのにミシン糸に終わりが見えてきてしまったのです!
結局間に合いましたが、なくなってから買おうの断捨離精神を捨ててしまおうかとも思いました・・・。
シャーリングは初めて作ったのですが、全てのゴムを均等に入れるのが難しいですね。
ヒィヒィ言いながら作業してました。
前と後ろを合体させた後は裾フリルなんですけど、それが4メートル半近くもあったので、まあしんどかったですね。
指示では裾にもレースをつけるのですが、値段が理由で買った生地ですし(とびっきり素敵!という訳ではない)、レースも高いので3つ折で処理することにしました。
ちなみに肩紐のレースも閉店セールで買ったものだと思います。
普通に可愛いですけどね。
さて、3つ折にしようと思ったとき、またもや気づきました。
「私は今普通に1センチ→2センチの3つ折にしようとしているが、型紙の長さも修正せずにそれをやるのか!?」と。
ということで、頑張って5ミリ→1センチの3つ折にしました。
4メートル半×2回のアイロンがけも大変でした・・・。
端の処理も終わったところで、スカートとの合体です。
私はギャザーを寄せる時は待ち針で目印をつけてやるのですが、今回あまりにもスカートとフリルの長さが違っていたため、最初は間違えてスカート2分の1とフリル4分の1を合わせていました。
「意外とギャザー寄せないんだな~」ってそんなことはなかった。
そしてギャザー寄せ。
糸を引っ張りすぎて糸を巻いている手がちぎれるかと思いました。
実際数箇所蚯蚓腫れが出来ました・・・(++)
しかも、4メートル半のギャザー寄せ、一筋縄ではいかず1時間半くらいかかってしまいました・・・。
テレビ見ながらやるもんじゃなかったです・・・。
また、布と待ち針が多すぎて待ち針が抜けてしまう事故も何回かありました。
気づかずに抜けてしまって今更戻せない待ち針はしょうがないので着ている服の腹部分に指しておいていたのですが、しばらくして「何かお腹ちくちくするな~」と思ったら待ち針が軽く刺さってるなんてこともありました。
良い子はまねしないでね!!!
さ、なんだかんだいってギャザーも寄せ、スカートに合体しました。
マジで心折れかけたんですけど、ギャザーとスカートを縫いたいのに縫いたくないスカートを巻き込んで縫ってしまったこともしばしばありました・・・。
が、やり抜きました!
縫製では大量の布に翻弄され、何度か待ち針を自分に刺し、ついにはリッパーまで刺しましたが、負けません。
(リッパーも初めて使ったんですけど、凄い便利ですね!)
⑤ボタンホール作り、ボタン付け
ボタンホールを作るのも初めてでした。
裁断後の要らない布で何度か練習してから本番に入ったんですけど、まあ1ホール1回くらいずつ失敗して解きました!
また、何も見ずに「こうかな?」とやってたので、ボタンホールの糸端の処理がアレで良かったのかも分かりません。
調べろやと思いますけど、次にやるときでいっか~と思っています(^o^)
ボタン付けの位置も適当に決めてしまったので(指示に従わなかった)、「やった~完成した~」と思って試着してから脇に寄りすぎていたので肩紐部分のボタンは解きました・・・。
心折れて就寝。
翌日きちんと指示通りの位置に付け直し、完成です!
⑥今回の反省点・学んだこと
(反省点)きちんと説明を(先に)読む!&計画する!
(学んだこと)ギャザーがきれいに寄っていないとシルエットが崩れる
反省はしますが、次回に活かされるかどうかは気分次第ということで・・・。
また、今回試着してみて、ギャザーとシルエットの関係に気づきました。
もしかしたら常識かもしれませんけど・・・。
まあ分かったところできれいにギャザーを入れられるかは技量次第で、今はまだムリだなと思うのですが、気をつけたいなと思いました。
さて、作成記録は以上です。
基本的に今まで作った洋服も含めて「気分がノッて買ってしまった布を作品にしようキャンペーン」だったのですが、まだまだ生地はあるので続いていくでしょう。
今回の型紙は、こんなに右往左往していて言うのもアレですけど、初心者向けなのは間違いないので、もう一着くらいは作りたいなと思います。
でも、大物を作れる生地があと2種類残っているのですが、どちらも縦横の違いが(細かいですけど)ある布なので、頑張りたいと思います(;;)
どうせなら、柄あわせももう少し頑張ろうと思います・・・!
本日はここまで!
お読みいただきありがとうございました。
ささめ丸でした!
(2020.3.26追記:後日共布でヘッドドレスを作りました)