こんにちは、ささめ丸です。
怒涛の映画感想記事が続きますね。
さて本日は「白蛇:縁起」(吹き替え版)。
もちろんSnow Manのファン活動の一環です(笑)
軽くあらすじをば。
『白蛇:縁起』は中国の四大民間説話の一つ『白蛇伝』の前世の話。
白蛇の妖怪「白」(見た目は人間の美少女)が国師を刺殺しようとしたが失敗。
少女は逃亡の末、記憶をなくしてしまったが捕蛇村の少年「宣」に救われる。
「白」の記憶を取り戻すため二人は冒険の旅に出る。
その度の中で二人は恋に落ちるが、少女が白蛇の妖怪ということも明らかになってしまう。
一方、国師と蛇族との間に激しい戦いが始まろうとしていた。二人の恋に大きな試練が待ち受ける。
(公式ホームページ「白蛇:縁起」日本語吹替版より)
あんまり前情報を入れず、白蛇伝も予習せずに行ったので「白蛇伝の前世の話」とか「晩唐の時代」とかは今初めて知りました。
まあ晩唐の時代がいつかはよく分かりませんが。
晩唐は827~907年くらいなんですね、今コトバンクで調べました。
白蛇伝についてはいろんなバージョンがあるんですね、まあ民間説話ですからね。
さてそろそろ感想を書いていきたいと思います。
今回も特にネタバレに配慮はしません。
1.お話について
お話については、何と言うか、「ほ~ん」という感じでした。
やっぱり唐突に湧き出てくる恋心に理解がないと恋愛が主軸の映画は難しいですね。
観ていて「え!?もう好きになったの?恋愛って難し~な~」という感想が出てきてしまうので。
まあ魅力的な美女がおって、魅力的な青年がおりましたら情愛も始まりましょうという雑な解釈で受け流しました。
横道にそれますけど、川下りのシーンでじいさんが吹っ飛ばされた時、内心「じいさーーーん!!!」と嘆いておりましたら宣も同じこと言っておりちょっと面白くなってしまいました。
じいさんの宗教は分かりませんがご冥福をお祈り申し上げます。
戻りまして、話の大筋自体はオーソドックスな展開なのかな?と思いました。
まあ宣が妖怪になるのは「おうそういう展開か」と驚きましたが。
二人(一人と一匹)して股間を確認するのはちょっと面白かったです。
残ってて良かったね。
あの含みを持たせた宝青坊の主たちの視線は何だったんでしょうね。
勃起不全(あるいは無精子)になったとか?単に尻尾のことだったのでしょうか?
まあいいか。
前後しますが、謎のトラップ的な場所に入った時!
あれ宣がカッコよく「大丈夫!僕が出口を見つけるよ!」みたいな感じな展開でしたが、そもそもトラップ的な場所に入ったのはお前が原因で主に白の方が酷い目あってますけど?君の所為では?と思ってしまいましたね。
まあ青に攻撃されていたのでしょうがないとは思いますが。
そしてアニメ映画で情事のシーンがあったのはちょっとびっくりしました。
その間虐げられていたはらまきのことを考えると胸が痛いです(笑)
道士と蛇姉妹の戦い。
道士がどうとかは関係ないのですが、ユニークフェイスいじりがグサッと来ました。
いや別に蛇姉妹は善人という訳ではないですし、特に青は性格激悪(よく言えば白一筋)ですし、戦略の一つとしては普通にアリ(怒車の術的な)なんです。
ので勝手に流れ弾に被弾しました。ぐさり。
というかこれもフィクションの王道ですけれど、悪役のビジュアルをアシンメトリーにしたり、ユニークフェイスにしたり。
別にいいんですけど、出てくると「あ~そういうやつだ~。ステレオタイプだ~」ってなっちゃうんですよね。
別にアシメでもユニークフェイスでもない悪役なんて沢山いますけどね。
関係ないけどおじいちゃん道士はちょっとかわいかったですね。
干からびているだけでおじいちゃんではない?まあいいか。
さてラストの戦い。
いやあ、はらまきカッコよかったですね。
きちんと皆さんで協力して国師を倒せてよかったね~という感想。
というか師匠(蛇母)どした。
いきなり欲が出たなぁおい。
まあそれが力(大きな概念)の魔力なのでしょうね。
宣が凍り付くところはもうモータルコンバットでした(急に)。
いやあちょっと前にモータルコンバット観てあの死に方はもうモータルコンバットですわ。
しょうがない。
あれ結局宣の魂ってどうなったんでしたっけ?
1回しか観てないので覚えていないのですが、結局かんざしに留められたんでしたっけ?
それとも風穴的なものに吸われた?
というかここら辺の魂の扱いはちょっとよく分からなくて混乱しているんですよね。
風穴に吸われると魂は消滅するんですよね?
吸われていたら転生することはできないし、かんざしに留めていたって転生は無理なのでは?
いや、かんざしに留めていた場合はその後放流すればよいのか……
そもそも青ですが、師匠によって力を吸われて普通の蛇に戻った状態で風穴ゾーンにいればそれはもう風穴に吸われるということではないのでしょうか?
普通の蛇や普通の人間の魂は吸わないということなのでしょうか……?
いや冒頭で国師は普通っぽい蛇から力を得ていたしな……
ということでここら辺はもやもやづくしです。
まあ2回観るかって言われると観ないかなって感じなのですが。
さて転生後。いや蛇姉妹は転生していないけど。
500年すれば青もすっかり元通りですね。
そういえばTwitterで最初とここら辺を繋ぐ伏線があったと目にしたのですが、何だったのだろう……
もちろんネタバレを配慮して「伏線があった」としか呟かれていなかったのですが、1回じゃ分からなかったとの感想も目にし、まあ2回観るかって(以下略)
再会シーンはまあそんな感じですよね。
ということでお話についての感想は以上です。
2.キャラクターについて
(1)白
そういえば何で白の瀕死の時は凍っていく感じになったのでしょう。
モータルコンバットかな?となってしまいました(しつこい)
ていうか晩唐の時代で1000年の修練を経てってことは紀元前から修練をしてるんですね、凄い(小並感)
ってことは師匠は何年の修練を…?宝青坊の主は…?と気になってしまったのですが、宝青坊の主も「千年の修行で」と書かれていたので、八百万的な、大きな数を表すだけの1000年なんだなと思いました。
というか公式ホームページよ1000年か千年で統一しなさい。
(2)宣
キャラクターデザインが絶妙にカッコよくなくて良いですね!
純朴な青年感が出ていて良いです。
「白」と「宣」ってどこか聞きなじみのある組み合わせだと思いながら映画を観ていたのですが、途中で「千と千尋の神隠し」やんけと気づきました。
どうでも良いですね。すいません。
(3)はらまき
デザイン的には「かわいい!」って感じの犬ではないのですが、「おいらごはんくれたら誰でもいいんだ」がかわいすぎました。
あと一番常識人なような気もします。
結果的に一番好きなキャラクターだったかもしれません。
(4)宝青坊の主
私、2点勘違いしていたことがあって、「宝青坊主(ホウセイボウズ)」だと思っていました。
そしてそれが違ったと気づいたら次はどうしても「青工坊(セイコウボウ)の主」と思い込んでしまって。
ですがもう「宝青坊の主」で覚えましたよ!
キャラデザ的には一番ソワソワというか、モヤモヤというか、といった感想です。
端的に言うといや乳首見えるやろっていうのが一番気になりました。
そこまで露出度の高いデザインにする必要はあったのか?という疑問が付きまといました。
もはや色気とかそういうレベルじゃない。
そこに付随しておじさん妖怪2匹が本当に無理だった…
気持ち悪い……
いや妖怪としては気持ち悪くて正解だと思うのですが、普通にそこら辺にいる「女の子を不埒な目で見る気持ち悪いおじさん」過ぎて……
本当に気持ち悪かったです。
いやキャラクターとしては正解だとは思うのですが駄目だった……
(5)青
私の悪い癖ではあると思うのですが、大きい感情を見た時に「お?恋愛感情か?」となるのはやめたいですね。
お前ねえさんとどうなりたいんだ。まあいいや。
3.エンドロール以後
中国の民謡っぽい音楽は良いですね!
耳に残ります。
そしてザ・中国っていう感じの女性ボーカルの曲も良かったです。
この2曲については、欲を言えば中国語の字幕もつけてほしかったです(笑)
そして問題の(問題と言ってしまっている)「縁-YUAN-」。
正直に言うと、「おーーーい!音量が大きすぎないかい!?余韻とは!?!?!?」と感じました。
もう少しボリュームが小さければまあ良かったのですが、ちょっと大音量過ぎて余韻が断ち切られました。
中華風ではありますがJポップはJポップ、う~~~んという感じでした。
正直映画館で頭を抱えました。
けどまあ、きっとみんなこれも目当てで来ているんだし(お前もな)、これで正解だとは思うけど、思うけど、違うだろ~~~!となってしまいました(※個人の感想です)。
不意にシビルウォーの日本版エンドソングがEXILEだったことを思い出しました。
本当に関係ないけど。
正直(3回目)いたたまれなさ過ぎて、でもこんなこと感じてるのは私だけだと思うし(それは言い過ぎ)ってことで退席しようか迷いました。
が、MCUに飼いならされた人間は劇場内のライトが点くまで席を立つことができません(言い過ぎ)。
結局最後まで見て、そして次回作「白蛇2:青蛇劫起」の映像を見てめちゃめちゃ興奮しました。
青はキャラクターとしてはあまり好きではないのですが、現代が舞台ってだいぶ好きです。
中国摩天楼で存分に暴れてほしいですし、時代が変わっても人間が何ら変わっていないことにうんざりしていてほしいです。
長く生きた生きもの程、ここ2~300年の人間界の変化って衝撃的だと思うので、青と現代テクノロジーとの邂逅も楽しみです!
ま!日本で公開するか分かりませんけどね!
4.終わりに
ということで、今回の感想は以上です。
佐久間の声優としては、たぶんうまいんだと思うのですが、最初はどうしても「佐久間」を(こちらが)意識してしまいました。
が、20分もすれば慣れて普通に鑑賞することができました。
ただ情報解禁から(ディズニーの)シンドバッドっぽい声の出し方だなと思っていたので、3Dアニメの作画も相まって「ディズニーアニメみたいだな」というのが一番しょうもない感想です。
以上って言ってるのに続けてしまいました。
今度こそ以上です。
お読みいただきありがとうございました。
ささめ丸でした^^
<関連リンク>
「HELLO HELLO」(Snow Man)
Snow Manの4thシングルです。
カップリングとして「縁-YUAN-」が収録されています。
上で散々文句らしきものを言っていますが、曲自体は良いのでぜひ聞いてみてね!
上記のリンクは通常盤(初回仕様)という形態で「縁-YUAN-」を含む4曲が収録されています(CDのみ)。
初回盤Aには「縁-YUAN-」のMVが収録されているDVDも含まれるので、興味を持っていただけたら、ぜひ探してみてください。
YouTubeには「縁-YUAN-」のショートバージョンMVもあります。
良かったら見てみてくださいね~。
(参考までに…)
初回盤A:CD「1.HELLO HELLO 2.縁-YUAN-」+DVD「1.『HELLO HELLO』MV 2.『縁-YUAN-』MV 3.メイキング」
初回盤B:CD「1.HELLO HELLO 2.YumYumYum ~SpicyGirl~」+DVD「1.『HELLO HELLO』マルチアングルMV 2.『YumYumYum ~SpicyGirl~』MV 3.ゲーム企画」
通常盤:CD「1.HELLO HELLO 2.縁-YUAN- 3.YumYumYum ~SpicyGirl~ 4.Hip bounce!! 5~8.インスト 9.ボイスドラマ」