こんにちは、ささめ丸です。
先日最寄りの映画館で2週間たたずに公開終了していたことにキレ散らかしたささめ丸です。
ということで、ちょっと遠出して観てきました。
映画館に辿り着くまでも紆余曲折あったのですが、あまり道程を明かすと居住地特定に至ってしまうのではと思いますので割愛します。
ま、そんなにかっちりしている訳ではないですけどね!
まあ置いておいて本題に移ります。
ネタバレに配慮はしません。
元々ブラックウィドウ公開に際しては、久々のMCU一発目がブラックウィドウか…インパクト薄いな……と思っていましたので、実はそれ程モチベーションが上がらず、半ばMCU作品だからという義務感で観に行ったのです。
が、結論から言いますと、非常に良かったです。
随所随所で泣きました。
シスターフッド感が良かった。
そういうのが好きなんですね。
後は取りこぼさない感。
とても言葉足らずですが、観た人には伝わっていると信じています。
まずは家族について。
幼少期のナターシャ役の子が、幼少期のナターシャって感じでとてもマッチしていたと思います(小泉構文)。
最初はどうしてアメリカ?と思いましたがそういうことかと。
ていうかこれは単に米露の関係性やらロマノフが元々スパイであることに思い至らなかった私の無知をさらしているだけですがまあ良いです。
現代に戻りまして、やっぱり一番「家族感」を出しているのは父(アレクセイ)ですよね。
なんていうか、愛すべきバカというか、バカですよね。
女性キャラクターの多い「ブラック・ウィドウ」の中でよいスパイスになっていたと思います。
アレクセイといるとロマノフが「娘」になるというか、メリーナとだと「スパイ同士(同志)」感の方が強く感じました。
個人的に好きな家族シーンは食卓にてアレクセイとメリーナがいちゃつきノリを出した時のロマノフとエレーナが最高に娘で好きでした。
またメリーナの「臭過ぎて無理」も家族やってんな~と思いました。
メリーナと言えばロマノフの「ヒーロー着地」を弄ってんのが良かったです。
確かデッドプールも言ってましたよね?膝が壊れるんじゃないかと。
メリーナは髪バサッの方にツッコんでて笑いました。
妹してるね^^
「ウィドウ」たち、レッドルームについて。
タスクマスターがドレイコフの娘だったのは驚きました。
ていうか中盤まで(ドレイコフの娘爆破シーンまで)は「ドレイコフの娘」が「ウィドウ」を指す組織?立場?の呼び名だと勘違いしていました。
タスクマスターって一般的?には男性ですよね。
本作も完全に男性だと思っていました。ひっかかったな!
さてタスクマスターの正体が明かされたことで、私の中でゴースト(「アントマン&ワスプ」より)が思い出されました。
私ああいうキャラクターに弱いのです……
さてロマノフとドレイコフの対峙シーンについて。
私、ロマノフの「追い詰められているように見えて情報収集している」ところが好きなんです。
アベンジャーズ(無印)でのロキとの対峙シーンを思い出しました^^
ドレイコフはゴリゴリの悪役なので悪辣に描かれ、とてもとても嫌な気分になったのは映画の狙い通りなのですが、現実世界でその役をディズニーが担わなくてもいいのよ……となっております(スカヨハがディズニーを訴えた件については映画鑑賞後にニュースで知ったので事前に知らなくて良かった…という気持ち)。
さてドレイコフの雑魚具合は「キャプテン・マーベル」のジュードロウを思い出しました。ダセェ!
まあそれとは比べ物にならないレベルでダサいし周囲への影響が大きかったですけれど、非常に空しい人生を送っていたのだなあ。
自分しか自分のことを認めてくれる人がいないってカワイソウねという気持ち。
そして周囲を女の子で囲む。
自分で戦争を始めて終わらせて自分で生み出した「道端に捨てられたごみ」を再利用してまた戦争を始めて……って滑車を回す小動物みたいですねという感想。
ゴリゴリのクズが悪役っていいですよね!
あいつにもつらい過去があったんだ系もまあ滾りますけど、救いようがなくて良かったです。
何か覚えがあるな、誰だっけ?と思ったら「シェイプオブウォーター」のあいつでしたが規模感が違いましたね……
ロマノフとエレーナがウィドウたちを解放するシーン。
「どうしたらいいの」と戸惑うウィドウたちに自分で選ぶことを伝えたシーン。
個人的に「ブラック・ウィドウ」は現実世界の女性や女の子、すべての女たちに思いを馳せながら観ていたので、現実世界とリンクして泣きました。
ロマノフがタスクマスターを助けるシーンでも、ロマノフなら絶対に助ける!と思っていましたけど、実際にその流れになるともう泣きましたわ。
ロマノフの、「絶対にみんなを解放する!」という気持ち、アツイです。
地上で完全にタスクマスターを解放したシーン、「あの人は……?」のところも泣きました。
感想が完全にバカのそれですが、そうとしか表現できなくてすいません。
タスクマスターにとって父とはなんだったのでしょうか。
ウィドウたちが(自分たちの意思で)戻ってきたところも泣きました。
これからみんなで自分たちの人生を生きてね。
と、いうことで時系列に(おおまかに)沿った感想はこれにて終了です。
以下より間に入れられなかった細かいツッコミです。
<その他細かいツッコミ>
ところでロス将軍ってあの人でしたっけ?
役者マイナーチェンジ?まあいいか。
「ブラック・ウィドウ」の前情報をあまり把握せずに観に行ったのと、前回MCU作品から(というかシビルウォーから)だいぶ時間が経っていたという理由で言い訳させてください。
メイソン(劇中で名前言ってました?)登場時、「あれ?この人バナー博士じゃないよね?」と混乱しました。
途中で「アッ、シビルウォーの時(宇宙に)失踪中やんけ!」と思い出しましたが。
ドレイコフのフェロモンブロックって何すか?
凄い当たり前のように進んできましたけど何すか?
ロマノフにもメリーナにも対応しているってことは結構古い技術だと思うのですが、何すかーーー!!!
ロマノフの実母については、そのキャラまで良い人にしなくていいよ~と若干引いていたのですが、ドレイコフのあのセリフ(墓のくだり)がとても悪役していたので必要でしたね。
ていうか自分で言ってて、そのキャラまで悪い人にしなくていいよ~というブーメランに気づいたので黙ります。
あの砂時計みたいなマーク、ロマノフの墓にもあるっていうか、(MCU内の)世間的にはブラックウィドウ(ナターシャロマノフ)のマークだけどいいんか?と若干思いました。
ロマノフ的にはすべてのウィドウを背負ってんのかと思ったりもしましたが、普通になんでシールドはそのマーク付きのスーツを採用した?と疑問を抱いております。
そういえば最後に出てきた年上の女性(中西部アレルギーの人)、なんだか見たことあるな~?って思ったんですが、序盤に出てきてましたっけ?
一回しか観てないので分からなかったです~。
ということで、細かいツッコミは以上です。
本日はこのあたりで終了とします。
お読みいただきありがとうございました、ささめ丸でした^^