こんにちは、ささめ丸です。
とうとう個人的最終公演、1月27日昼公演がやってきました!
先に溢しておきますが、本当は夜公演に(も)行きたかった!
スペシャルカーテンコール見たかった😭
精進したい!
と、心の叫びを消化してから昼公演の感想を認めたいと思います。
今更ですが、お話自体の感想は初日の感想などを読んでください(投げやり)。
まあいつも通り自由に感想を書き連ねて行きま~す🤗
(ここまでは翌日か翌々日くらいに書いていたのですが、気づいたら1週間経っていて、記憶が持っているかどうか不安です…🥺)
さて個人的最終公演は1階席中腹の真ん中らへんの座席にしました。
滝沢歌舞伎ZEROが当たった時に「ええやん!」と思った席の付近で、SANEMORIチケット争奪戦Web編(チケットWeb松竹で取りましたよ、ということ)ではもう少し前の方の席も残っていたのですが、ちょうどいいかな、ということでこの席に決めました。
まあそれより前の席を体験するとそんなこと考えずにもっと前の方の席を取っておいても良かったかな…と思わないでもないですが。
そうは言っても双眼鏡不要で花道後ろや客席後ろの演技もまあまあ見える席だったので良かったと思っています。
開幕し、最後の演技、一つ一つを噛み締めていこうと本気で(毎回本気ですが😆)鑑賞しました。
プロローグは(もちろん良かったですが)すっ飛ばして序幕第一場の感想へ。
腰元の、あまり顔と名前が一致していないのですが、柵(片岡千壽さん)かな?後ろから2番目の人です。
その人の化粧の加減か、そういう表情なのか分からないですが、九郎助親子と小笹(中村芝のぶさん)?が話している時の困り眉がかわいかったです。
また義賢の立廻りについて小耳に挟んだのですが、公演を追うごとにはしごで見得を切る際の息遣いがもはや息でなくなっているとのこと。
注意して聞いてみたのですが、たしかにそうでした(笑)
2回目の観劇で席によって息遣いの聞こえ方がどうのと感想を書いた記憶がありますが、もはやそんな次元を超越していました(笑)
演舞場いっぱいに響く拍手に負けじと力を込めたのかな😊とほっこりしました。
義賢の死に様がとてもよく見えたので、最後の観劇として大満足な義賢最期でした。
さて、序幕第二場です。
小まんさん無双もこれが最後です……。
前回双眼鏡にかまけて失笑小まんさんを見逃すという大失態を演じてしまったので、反省し肉眼で目に焼き付けました。
やっぱり小まんさんだけ見ていてもだめですね、ちゃんとひっくり返される捕手を見とかないと(笑)
義賢や義仲の立廻りでは散々「そうはならんやろ」とツッコんで来たささめ丸ですが、小まんさんの立廻りは何故かそのまま受け取ってしまう……(笑)
女の子に甘い(笑)
小まんさんが舞うのに合わせて捕手がぐるんぐるんひっくり返るのとか、互いに衝突させられるのとか、漫画的?表現が盛りだくさんで楽しかったです。
そしてもちろん対塩見!
痛がる塩見ももちろん注目したかったですが、失笑小まんさんを見るために神経を尖らせて来ましたからね、満足です。
さて湖水に飛び込んだ小まんさん。
走り出す捕手と塩見忠太。
個人的に塩見忠太の走り方がツボです(笑)
さて序幕第三場、「本日めでたく千穐楽~」。
こういうのいいですよね、特別感があって😊
そうそう!ようやっと警固の侍の小舟の下に車輪?があるのが見えました!
まあただの見間違えかも分かりませんが。
微妙に向こう側からの光が通ってきて、その中に影が見えたので車輪かな?と思った次第です。
小まんさんの腕が飛ぶところはう~んという感じでしたが、まあ良しとします!
幕間ですが、お弁当を食べました!
開場前にやや早めに着いたので、買う気がなかったのに「演むすび」(ですよね?)を買ってしまったのですよね~。
節約しなきゃなのに、今日を最後にしばらく演舞場とはサヨナラ、いや滝沢歌舞伎ZEROが当選しなければ本当に見に来る機会はないのかなと思うと、つい手が出てしまいました。
お味はまあ普通のお弁当ですが、おいしかったです😋
親切太鼓のお三方も今日で最後、全力で楽しませていただきました😆
やっぱり演奏する側が楽しそうだとこちらも楽しいですね。
次に第二幕、九郎助住家の場。
SANEMORIの中で一番好きな一幕(ひとまく)です。
今回初めて袴の陰に揺れる印籠を見つけました。
最近「すぐわかる日本の装身具-「飾り」と「装い」の文化史-(露木宏、宮坂敦子)」という本を読んだ「おっ」と思いました。
最初は瀬尾の印籠を見つけたのでさて実盛も、と探し無事観測しました。
実盛の印籠はやや見えづらい位置でしたね!
ところでイヤホンガイドでは瀬尾の衣装を派手、実盛の衣装を「落ち着いた」と言っていたと思うのですが、私からすると金綺羅金と銀ギラ銀でそう変わらんよ😆という感想です。
そして衝撃のつねつねポイント。
やっぱり「わし」って言ってました……。
俺の萌えポイント(「おじ」)は夢か幻覚だったのか…?
いや確かに俺の思い出の内に仕舞っておきます……。
そうそう、瀬尾の台詞で「思えば、不憫……」というものがあったのですが、実は4回目まで聞こえて?気づいて?なかったんですよね。
前回初めて聞こえて「こんなこと言ってたのか!」と驚いてしまったので、今回はきちんと見て聞いておきました。
記憶の喚起のためにちょこっと実盛物語関連のことをネットで調べたりしているのですが、やや目頭が熱くなることも。
最初はこんなに九郎助一家に肩入れするなんて思いもしませんでした。
今後もし関連舞台があれば観に行ってみようかな…と思うなどしています。
あと本当に話が逸れるのですが、Bingで「瀬尾十郎」を検索すると検索結果1ページ目の下の方に当ブログの記事(SANEMORIへの道③:SANEMORIについて - にほんごではなそ)があり驚きました。
検索結果に自分のブログが出るのはびっくりよ……。
ティーンの頃は二次創作畑に居たので検索避けとか懐かしいですね~。
ブログは検索されてなんぼですよね?
さ、閑話休題。
とうとう大詰です!
まじで気持ちが昂りすぎて拍手長かったらごめん、と後から思う。
でも拍手したいのよ。
義仲、手塚太郎登場シーンはやはり昂る。
あの軍兵の上をくるっと舞う立廻りも見納めか、と感慨深い思いです。
(Snow Manの皆さんへ:もう少しアクロバットしませんか?)
立廻りではたくさん拍手しました。
初日は拍手怠い、台詞が聞こえないなどと文句たらたらでしたが、いや、直接感動の程度を伝えられるっていいですね!(手のひらクルー)
「測り難きは天の運命 我が運命を決めるのは天ではない」(うろ覚え)の台詞も聞き納めと思い、しっかりと耳を向けました。
通路中腹で見得を切るところ、今までで一番近くで見れました🤗
巴御前(中村児太郎さん)との息の合った立廻り、非常に良きでした🥰
さて最後の最後、篠原野陣の場。
うをー!推しキャラの平維盛キター!となっておりました(笑)
あと拘束している縄がどんな感じになっているのかなと後姿を追ったりしました。
太郎の語りで実盛が切られたと気づいたときの表情とか、最高でした😆
実盛の幻影が登場したシーンでは、やはり「実盛-義仲」よりも「実盛-太郎吉」の関係性の方が萌えるな、などと考えておりました。
やっぱり血縁よりも実際の関わりが大事だな~という感性なので。
「まだまだじゃのう、太郎吉?(笑い声)」のところとか萌えポイントですよね。
そして実盛に捧げる祈りです!
宮舘をメインに見ることが多かったので、最後くらいは全体像を見ようと思いました。
ので、四天王の舞をきちんと見たのは初めてだったのかな、と思います。
そして巴御前と義仲の見つめ合い。
ここはさすがに双眼鏡を使いました(笑)
ただ、Twitter観測域では義賢・義仲の夢女が爆誕したりしていたのですが、ささめ丸はやっぱりそういうタイプの人間じゃないな(笑)と思って見ていました。
宮舘は宮舘として愛でたい🥰
そして最後の旗振り、もう絶対に忘れないぞ!という意気込みで見ました。
そんなことは不可能なのが悲しいですが、とても好きな演出でした……。
(Snow Manのみなさんへ:どこか何かで宮舘が旗を振る演出をしませんか?早速滝沢歌舞伎ZERO FINALで取り入れるのもいいかな~と思います😆)
まじカッコよかった~。
もちろん感動を伝えたいので拍手したいのですが、旗の翻る音を感じていたい…という気持ちとの板挟みでした。本当に良かった……。
さて退場シーン。
四天王、巴御前にはあふれんばかりの拍手を贈れたと思うのですが、義仲退場シーンは何と言うか、拍手を忘れるほど引き込まれてしまいました。
花道残り四分の一くらいで誰かが始めてくれなければまさかの拍手なしの退場シーンになってしまっていたので本当にありがたかったです。
名も姿も知れぬあなた、ありがとうございました。
ただ本当に実盛に対峙する義仲、堂々とした歩き姿に引き込まれました。
カーテンコール。
もう最後の観劇でしたので、明日の自分のことは考えず、もう掌が霧散してもいい!と思って拍手に色々な気持ちを乗せました。
噂に聞く「義仲(舘さん)が出てくる時だけ小さく拍手する巴御前(中村児太郎さん)」も最終回にしてようやっと確認できました!
お手振り舘さんはやや控えめではありましたが、最後までかわちい姿をありがとうございました🥰
最後の幕が引かれた後も「終わってほしくない」「ありがとう」「ありがとう」の気持ちでできるところまで拍手を続けました。
本当に良き舞台でした!
舘さんにとっても非常に良き経験になったと思いますが、他人のことは置いといて、ささめ丸にとっても初歌舞伎、非常に良き経験になりました!
最終的に舘さんのことよりも推しパート(九郎助住家の場)、推しキャラ(小まん、平維盛)の話でいっぱいになってるのが何よりの証拠のような気がします(笑)
もちろん舘さんのことを見に行ったんですけどね(笑)
SANEMORI自体が非常に魅力的な舞台だったということだと思います(笑)
と、いうことで個人的最終公演、1月27日(千穐楽)昼公演の感想はここまでです!
お読みいただきありがとうございました!
幸せな気持ちでいっぱいのささめ丸でした🥰