にほんごではなそ

豊かな日本語表現を獲得することを目的としたブログ/最近はSnow Man多めです

他人の容姿を評価することについて

こんばんは、ささめ丸です。

また4週間近くもログインしないまま時が過ぎてしまった。

まあ年度末年度初めで忙しかったしね(大嘘)。

 

今日は、何日か前に「この内容で書こう、なんならちょっと紙にまとめてから書いた方がいいかもしれない」と思った件について書こうと思います。

ちなみに下書きもせずに打ち始めています。

こういうのはハードル上げない方がいいもんね(言い訳)。

 

さてさて(最終的に)何を書きたかったかというと「容姿を売りにしていない分野の人間をイケメン・美女ともてはやして取り上げることについて」です。

そうです。某アイドルグループから紫の人と橙の人が駆り出されてにわかにファンをざわつかせた(が、深夜帯ということもありそこまで話題にならなかった?)あの番組を見て書こうかな~と思った次第であります。

日付調べたら1週間前ですね。

ブログ書く瞬発力がないのでn番煎じになりがちですが、こういうのは自分が何を思っているかが大事だと思うので(言い訳)。

 

[本題スタート]

1.紫の人と橙の人が駆り出されたことについて

 非常に気まずい構成の番組に呼ばれてしまったなという感想です。元々あの番組のメインの人が苦手なので録画して該当箇所のみ見ようと思っていたのですが、朝起きてTLがざわついていたので見るかどうか悩みました。が、見ました。結局見るんかいと思われるかもしれませんが、見てて不快になる可能性が高いにも関わらず切り捨てることのできない弱き心の所為です。

 お二人にはかわいそうに、という感想ですね。まあ本人たちの気持ちなんて分かるはずもないですが、ファンという立場からすると二度とお呼ばれしなくていいよという感じです。ただ自分が見たくないというのもありますが、それだけならもう録画もしないだけなのでよいのです。そもそもブスいじり(というよりも「ビミョー」いじり?)という企画がだいぶ危ないというか前時代的ですし、それに加担していると取られるとイメージ悪いなあ…と心配でもうお呼ばれしなくていい、というか企画自体微妙過ぎるので二回目はなさそうだなという所感。あとそもそも『メディア』の定義がずれているというか、企画の趣旨としては全国的なメディアより地方メディアの方が即した『イケメン』が集められるとか、全国的なメディアは使用許可が出ないとか諸々の事情は分かりますが、「町工場のHP」とか…いやメディアはメディアだけど…一般的じゃない! という憤りも感じました。

 ここからはもっと個人的な感想ですが、私自身紫の人の顔ファンを自称しているので、黒の人より全然格好いいと思うんだけどなあ…世間は黒の人なんだよなあ…ということをしみじみと考えるきっかけになったりしました。まあこれは個人の好みの違いですからね、しょうがない。

 ちなみに、私は後述の通り「容姿を売りにしている」人に対して(常識の範囲内で)自身の感想を述べるのは問題ないと考えているので、上記感想も問題ないと思っています(予防線)。

 

2.他人の容姿を評価することについて

 正直なことを言うと、私自身が絶対に他人の容姿を評価しないということはありません。良い評価も悪い評価もです。ただ、不用意に他人の容姿を評価する、公言する、相手に伝えるということは恥ずかしいこと、よろしくないこと、という認識がいつの間にか出来上がっていたのです。

 「良い評価」って一見公言したっていいじゃないかと思われるかもしれませんが、それを公言することによって「公言しない=良い評価をしていない」と取られそうで怖くないですか? そもそもそうやって人の容姿を評価している人だと思われること自体が恥ずかしくないですか? こういうのって私自身が元々ルッキズムに浸った、というか名誉男性的というか、そんな感じの道を通ってきたから感じることなんでしょうかね?

 ちなみに、本当に恥ずかしい過去の話をすると、児童期はバリバリに他人の顔を評価していた記憶があります。もちろん誰かと悪口を言い合う、とかではありませんが、内心他人の顔を評価する児童って本当にしょうもないですね。ただ、この頃の記憶、というかピンポイントで「小6のキャンプ帰りのあの日」の経験から「顔がいい、悪いなんて慣れが大きい」という学びを得たのも事実です。ほんとに嫌な子どもやで……

 まあ今でも内心は色々思いますけどね。ただ、「容姿を売りにしている」訳でもないのに容姿を評価するという行為はしょうもないと思っているので、無節操に色々思っている訳ではないことだけ留保しておきますね。

 

3.容姿を売りにしていない分野の人間をイケメン・美女ともてはやして取り上げることについて

 さて、本日最終的に言いたい項目に辿り着きました。ツイッターで本件の番組についての感想とかそれに付随する色々な人の呟きを見ていたんですけれど、「そもそも一般人のイケメン売りが無理。イケメンって言わなきゃいけない空気が無理」みたいな意見を見かけて、「まあそうだよなあ」と思ったのでブログを書こうと(1週間くらい前に)思い至ったのです。

 私自身の考えを述べると「容姿を売りにしていない分野の人間をイケメン・美女ともてはやして取り上げること」はやめた方がいいと思っています。理由は三つあります。

 まず、前項目で言っている通り良い評価であっても公言するのは…と思っているからです。次に、誰も(というと言い過ぎですが)幸せにならないと思うからです。紹介された人が見た人の7割以上がイケメン・美女と判断するような人ならまだ平和ですが、それが5~6割になると「う~ん、人によるなあ」と見た人に微妙な気持ちを抱かせ、それ以下だとシンプルに「(いやブスやないかい)」と思ってしまうことが予想できます。そもそも「イケメン・美女」として取り上げなければ何も思っていなかったかもしれないのにメディアの側でハードルを上げて結果傷つくのは紹介された人って悲しいですよね。まあ本人が傷つくか傷つかないかは個人単位では分かりかねますが、たいていの人は色々な側面から傷つきますよね。

 最後に、そのような取り上げ方をすることは本人に対しても、視聴者に対しても失礼に感じるからです。これが一番大きいかなあ…

 そもそもなぜ本業メインで取り上げないのか?という話です。件の番組に出演していた一般人を例にとると、工場勤務とか和菓子職人とかカフェ店員とか、仕事内容に注目してもいいと思うのですけど… そもそもが「イケメン○○発見!」みたいなノリの企画であればこの主張は通りませんけれど、たしか(記憶が曖昧)あの番組で見つけてきた『メディア』では「この町のこの人を紹介!」みたいな記事が多かったですよね?それだったら安易にイケメン売りせずに仕事内容やそれにかける思い(ないかもしれないけど)を語ってもらった方が紹介として適しているんじゃないかなと思います。

 この件は常々思っているんです(盛りました)。「美人市議」とか「イケメン首長」とか「美人・イケメン選手」とか「美人研究員」とか(etc.etc...)。いや、大事なのは内容!成果!と思ってしまいますね。本人がどう思っているかは分かりませんが、頑張っている、熱中していることについて二の次みたいな扱われ方するのは嫌じゃないのかなあ…と思いますね。

 また、視聴者に対しても失礼に感じるというのは、メディアの「お前らイケメン・美女が好きだろ?食いつくだろ?」といった姿勢が見えてしまうからです。なんかすっごい馬鹿にされてる気がするんですよね。まあここまで被害妄想だと言われればそうなんですけれど…… 非誠実さを感じてしまって「なめてんじゃねえよ」といきり立ってしまうのです(落ち着け)。

 ということで、イケメン・美女売りはやめてほしいです!内容で勝負しようぜ!

 

4.閑話:「容姿を売りにしていない分野」とは?

 これは、中々難しい問題かな~と思います。人によって考え方が違いそう。

 簡単なところから行きましょう。一般人は「容姿を売りにしていない分野」ですよね。しかし一般人も範囲が広くてやっぱり難しいですね。ネットで明らかに容姿を売りにしていそうな一般の人(雰囲気を感じ取ってください)について思いを馳せたんですけど、やっぱり容姿を評価される謂れはないですね。よしオッケー。

 政治家や医者、スポーツ選手や専門家、その他もろもろ職業人ももちろんこちらに振り分けます。私の中では芸人もこっちなんですよね。芸人っていうのは、コントとか漫才とか?を売っている訳で(もちろんその中でブスであることを利用することなどは多々ありますが)、芸人というだけで自動的にブスいじりとかデブいじりとかされてもいい訳じゃないっていうのは強く思いますね。

 「容姿を売りにしている分野」には一部俳優(容姿の美醜を問わず)、アイドル(グラドルなども含め)などが入るかなと思います。歌手やモデルも容姿で売っている人もおりますよね多分。このままだと「どんな界隈でも容姿で売ってる人はいるよね」という結論に至ってしまう…!いや間違いじゃないけど…!

 件の番組に出演していた一般の人たちはもちろん容姿を売りにしている訳ではないと思う(自分からイケメンと紹介してほしいとした訳ではなくメディア側の構成だと思う)のですけれど、自身で「イケメン○○集団」とか言っている場合には「いやイケメンちゃうやろ」とは思いますね。そういうスタンスなんでよろしくお願いします。

 

5.まとめ

 まとめにすごい普通のことを書きたいので書きます。「容姿を売りにしている人」について色々思うことはあると思うけど、発言には気をつけてね! 感想を言っているつもりで誹謗中傷にならないようにね! あと誰かと比べて推しを上げるのは(推しが)反感を買う場合もあるので気をつけてね!(ブーメラン)

 

 

お読みいただきありがとうございました。

下書きなしで突っ走りましたが、ここまで4000字強です。

久しぶりに家のパソコンでタイピングしたので、最初はタイプミス頻出でしたが、今では4割くらいに抑えることができました。

また、休み休み書いていたので3時間くらいかかった気がします。

しばらくブログを書いてないとこうなるのかと思いましたが、よくよく思い返してみると長文ブログはいつもこの位でした。

ということで、ささめ丸でした!