こんにちは、ささめ丸です。
先日ペチコートを作りました。
タイトルと数行書いて下書きにぶち込んでいたら2週間も経っていました……
写真は1枚もないので文章でお送りしたいと思います。
さて、材料は5年ほど前に買ったと思われるテロテロした裏地用の生地。
約90センチ×200センチで300円。
閉店セールの勢いに乗って今まで裏地を必要とする洋裁をしたこともないのに買ってしまった思い出です。
それが部屋の中で燻っていたので、どうせ300円だし、もうほぼタダやんなという気持ちで、ざっくりとペチコートを作ることにしました。
たたんだ後クルクルと巻かれた状態で立てて保管していたので、ばっちりしわが付いていました。
本来ならばアイロンがけをすべきですが、テロテロした生地のアイロンがけに自信がなかったので、しわしわの歪みまくった状態で裁断しました。正気じゃない。
全てが終わった後ネットで調べたら低温で慎重にアイロンがけしてね、といった答えに辿り着いたので次回からはそうしたいと思います。
そうです、私はいつも順番が逆なのです。
閑話休題。
裁断の前に設計図ですね。話も前後しました。
ペチコートの作り方をネットでサクッと検索。
まあ色々出てきましたが、最終的にめんどくさくなって自分で考えることにしました。
まず自分のヒップサイズを測り、以前購入したペチコートも図りました。
生地の量が限られているということと、あまりゆるくても歩いたときに股下のラインがスカートに浮くのが嫌なのとで、ぴったり目の110センチにしました。
これが間違い。
結論から先に言いますと、作成中から嫌な予感はしていましたが、試着してみるとギリギリセーフのピタピタペチコートになりました。
入らない、動けない訳ではないですが、ちょっとでも太ったらアウトだぜといった緊張感とあまりガサツに歩くとどうなるか分からねえぜといった緊張感が走る仕上がりとなりました。
いや200センチあったんだから仕上がりもっと大きくて良かったじゃんと思ったので、もし次回作ることがあれば改善していきたいと思います。
何故なら同じような安売り裏地があと2本あるからです。
話を戻します。
仕上がりサイズ110センチと決め、裾フリルも2倍でいっか~と適当に決めました。
そして先述のようにしわしわ歪み生地を裁断しました。
まあ恐ろしく歪んでいましたけど、自分が履くものだし、毎日履くものじゃないし、下手したら1年に1回くらいしか履かないかもしれないことを考えるとこの適当さも許せます。
そして何故か、何故か裁断してから残った方の生地を水通ししようと思い立ち水に沈めました。
あとからネットで検索したところ人工素材は水通し必要なくて、必要なのはアイロンがけだけらしいですね。
毎度順序が逆。
ちなみに私は水通しだけして乾いたらアイロンがけせずにたたんで仕舞いました。
(ざっくりとした設計図)
さて、裁断が終われば後は適当にミシンを走らせるだけです。
まず脇のラインをゴム通し口を残して縫いました。
後でゴムを通すことを考えると縫い代を割るか、それとも縫い代をまとめてジグザグミシンして通し口は切れ込みを入れて割るかだと思うんです。
ですが見切り発車マンのささめ丸は通し口ごと片側に倒してジグザグミシンをしました(※もちろん通し口は縫ってませんよ!)。
これがどういうことを招くか思い至らずに……
さて、あとはフリル。
まず2枚を縫い合わせて輪っかにし、裾側を三つ折りにしてミシンがけしました。
そしてギャザーを寄せるためのミシン。
そしてスカートと合わせてからギャザーを寄せる……
毎度のことながらギャザーを寄せるのは精神力を使いますね。
幸い裏地は滑りやすく綿生地に比べて精神はすり減りませんでした。
ギャザーを寄せ終わればミシン掛けをして合体。
ギャザーとスカートを縫った端は合わせてジグザグミシン。
そしてスカート側に倒して表からステッチをかけました。
そして次はウエスト!
ゴム通し口を作るようにミシン掛けをして、ゴムを通します。
ここからが本題です。
ゴムは1本ではなく2本通すことにしたのですが、最初は1本の状態で一緒に入れていくといいよ~と聞いているのでそうしました。
8割がた通したところで真ん中に印をつけるのを忘れたのに気づきました。
1回目の失敗。
全てを抜き、真ん中に印をつけて再挑戦。
通し終わるといったところで、ゴムが出てこない。
そう、まるで生き物をとらえる罠のように片側に倒した縫い代が返しとなりゴムを通す難易度が凄いことになっていたのです。
全てを抜き(2回目の失敗)、反対側から頑張りますが普通に無理でした。
ここら辺は自分で書いていても混乱から抜け出せないので詳しい説明は諦めます。
最終的に少々ウエストの糸をほどいてゴムを通しました。
やっとこさ通し終えてからほどいたところを縫いなおし、完成です。
~完成~
(完成品。白い布は無関係)
ええ、心の目で見てください。
白い箇所は既製品のペチコートです。
急遽「やっぱり完成品の写真あった方がいいかな~」と思い立ち撮影したので、ハンガーをかけ替えるのが面倒だったのです。
ということで、へっぽこ洋裁これにて終了です。
お読みいただきありがとうございました^^
ささめ丸でした!